おすすめ絵本レビュー！『パンどろぼう』

パンどろぼう

タイトル　　　　パンどろぼう

作・絵　　　　　柴田ケイコ

出版社　　　　　KADOKAWA

ページ数　　　　３２ページ

おすすめ年齢　　　３～４歳以上

あらすじ

パンを愛するパンどろぼう。

彼の掟は「ふっくら焼きたてを狙う。いただくパンは１つだけ。いただく時は感謝をこめて」

森で見つけた、世界一おいしいパン屋さん。

パンどろぼうは、世界一のパンを探し求めて今日もパン屋へ忍び込みます‥

パンに扮したパンどろぼう。パンから手と足がニョキっと出ていて少しシュールですが、パンがパンを担いで逃げていく姿が可愛くて思わずクスッと笑ってしまいます。

レビュー

テンポよくお話が進んでいくので、どんどんお話に引き込まれていきます。

パンに扮したパンどろぼうですが、パンから手と足がニョキっと出ていて少しシュールです。

ですが、そこが子ども心を引き付けて娘は毎回「ダメだよ！手が見えてるよ！」などと言いながら見ています。

さらに、パンがパンを担いで逃げていく姿が可愛くて、思わずクスッと笑ってしまいます。

終盤でパンの味にびっくりしてしまうパンどろぼうの表情も見どころです！

子どもの反応

本に出てくる美味しそうなパンを食べるふりをしてみたり、パンからニョキっと出ている手足を見てツッコミを入れたりして見ています。

また、パンどろぼうが隠れる場面では「そこだと見つかっちゃうよ！」などと、少しハラハラしながら見ているときもあります。

終盤で、パンの味にびっくりしてしまうパンどろぼうの場面では、いつも絶対に笑っているほど、我が家では大好きな場面です。

娘は幼稚園に持って行ってみんなに読んでもらいたいと思うほど気に入っています。