こんにちは!
元保育士のDecoです!
私は現在5歳と9か月の娘を持つ母親なのですが、ハイハイやつかまり立ちを始めた次女に手を焼いております。
先日、次女が長女の近くで遊んでいるな~と、のんきに横目で見ながら夕食の準備をしていたら、急に咳き込む次女!
長女の遊んでいたおもちゃを飲み込んだのだと思い、慌てて抱きかかえると、なんと長女の幼稚園用の棚に貼っていたラベリングシールを剥がして食べていました。この時はすぐにシールを口から取り出し大事には至らなかったのですが、びっくりしすぎて心臓が止まりそうなほどでした。
今回はこんなヒヤリハット事例を起こさないためにも、1つあると便利な誤飲チェッカーや安全な環境作りをお伝えしたいと思います!
- どんな人に読んでほしいか
- 誤飲チェッカーを作ってみたい
- 乳児の事故をなくしたい
- 誤飲はどんなもので起きるの?
誤飲チェッカーとは?
誤飲チェッカーは、子どもの誤飲事故を防止するため、子どもが誤飲しそうな物の大きさなどを事前にチェックするものです。
乳幼児の口腔を計測するなど科学的な数値を求めて制作されたもので、チェッカーに入るサイズのもの=誤飲の危険があるものと判断して、子どもの手の届かない場所に置きます。
生後4~5か月あたりから、赤ちゃんは何でも口に入れるようになりますし、誤飲事故は4~5歳児でも起こっています。
確実な防止策は「子どもの手の届く範囲に危険なものを置かない」ということに尽きますが、どれぐらいのものが誤飲してしまうか気になりますよね?
電池やたばこなど、明らかに危険だと分かる物はもちろん、普段遊んでいるおもちゃのパーツなどでも誤飲事故は起こり得ますから、やはり日々の保護者のチェックが欠かせません。
誤飲チェッカーの作り方
トイレットペーパーの芯がちょうど同じ口径で代用出来るということを知り、実際に作ってみました!
3歳の子が口を開けた時の大きさは最大約39mmで、トイレットペーパーの芯の直径と同じくらい。
喉の奥までは約51mm、と言われています。なので、この値を参考に作りました。
トイレットペーパーの芯は直径約39mmのものが多く、子どもが口を開けた時の大きさにちょうどいいそうです。
まずは我が家のトイレットペーパーの芯の口径を測ってみたところ、39mmぴったりでした!
次に喉の奥までの長さの51mmを測り、切っていきます。トイレットペーパーの約半分の長さでした。
実際に娘のおもちゃを入れてみました。デュプロのブロックは大丈夫でしたが、よく乳児のぽっとん遊びなどでペットボトルの蓋を利用していますが、簡単に通ってしまうので注意が必要です。
丸めたり折れたりするとチェッカーに隠れてしまうものも危険ですので、注意しましょう!
また、スーパーボールや木製のおもちゃ、文房具や硬貨、ボタン、たばこなど家庭の中の様々なもので誤飲の可能性があるので気を付けていきたいですね。
誤飲の防止対策&対処
部屋の整備
対策としては、チェッカーに入ってしまうような物は床から1m以上の高い場所に置きましょう。
子供の手が届く範囲は、手の届く範囲と台の高さを足した長さで、1歳児では約90cm、2歳児では約110cm、3歳児では約120cmです。これを目安にして、より遠い(より高い)場所に置いて、子供が触れないようにしましょう。
また、すべての物を動かすことも大変だと思うので、そのような時は子どもの開けられない引き出しなどに片づけましょう。
親の認識
これぐらいなら大丈夫だろうと考えることは危険です。
特に誤飲の事故で多いのがたばこだそうです。子どもからすると、大人の使っている物はなんだろうとの知的好奇心から触り、口にしてしまうことが多いようです。
子どもが触って危ないものは必ず親がしっかり管理しましょう。
対処法
子どもが誤飲したと疑われたときには、まず口の中を確認しましょう。口の中に含んでいたら、指を入れて取り出します。ただし、口の中にものが入っているときに大きな声で呼びかけると、びっくりして気管に吸い込んでしまうことがあります。そっと声をかけて口の中を見るようにしましょう。ものが口の中に見えているときは、指でかき出してください。そのとき、あわてて奥に押し込まないように注意しましょう。
引用:たかだこどもクリニック
こんな場合は病院を受診しましょう!!
- 顔色が悪い
- ぐったりしている
- 呼吸の状態が変わった など
たばこや電池、農薬、破片が鋭利なものの場合は直ちに受診しましょう!!
最後に
子どもが成長して行動範囲が広がることはとても嬉しいことですが、その分、危険も増えてしまいますよね。
親としては心配なことも増えますが、子どもの成長を妨げず伸ばしてあげられるように簡単なことから少しずつ環境を整えていってあげましょう。
家事・育児、仕事で忙しいと思いますが一緒に頑張りましょう!!
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